小学5年生の三女は、今学校の理科の授業で『台風』について学んでいます。
ちょうど先週末、台風21号がやってきましたが、
今週末は台風22号がやってきそうな感じです。
もうすぐ11月と言うのに台風。。稲刈りが終わっていない田んぼもあって心配です。
「台風22号は、サオラーっていうんだよ。」
台風は数字+号じゃなかった?
アメリカでは、女性の名前がつけられることは知ってるけど。。。。
台風に名前なんてあるの?
早速、三女と調べてみました。
ありました!!
2000年から、北西太平洋、南シナ海で発生した台風には、
台風委員会(そんなのがあるの!😮😮)が定めた
「アジア名」がつけられることになったそうです。
その台風名は、発生順に用意されている140個の名前を順番につけていくそうです。
140個で足りるのか?今何番目?
台風は1年間に平均25個ぐらい発生します。
「問題です。140個は何年で使い切るでしょうか。。。」
なんでも算数につなげる~と三女はブツブツ。
140÷25=5.6
5年ちょっとで140番目の台風がやってきます。
三女「また新しいの考えないとだめだね。」
実は、140番目まで行くと、また1番目に戻るそうです。繰り返し使われるんですね。
先ほどの台風22号のサオラーは、なんと140番目。
もし、23号が発生したら、1番目の「ダムレイ」になります。
三女「サオラーやダムレイはどういう意味?」
じゃあ調べてみよう。(調べた結果は記事の最後に)
最初は台風に名前があるのか?が疑問だったのですが、
いろいろそこから派生して疑問や知りたいことがでてきました。
子供が興味を持ったこと、分らないことを自分で調べていく
母は、その手助けをするだけ。検索の仕方を教えてあげるだけ。
あとは、「えーそれ、お母さん知らないなぁ。知りたいなぁ。分ったら教えて?」と声をかけるだけ。
(たとえ知ってても知らないふり。)
子供が調べたことを自慢げに教えてくれるので、
「えーっそうなの?しらなかった。すごいよく調べたね。」
と、すごくほめてあげる。。。
そんな、母の芝居がかったほめ言葉ひとつで、
三女は自分で調べる→分る・知るということを
楽しみながら、体感し身につけていっているように思えました。
算数でも同じです。
分らないとすぐ答えを聞きたがる子が増えてます。
文章題でも
「式教えて」
「これって足し算?引き算?」
これは、考えることをやめてしまっているのです。
考えるのがめんどくさくなっているのです。
答えを出すことだけを重要視しています。
まだ学校で習っていないのに、かけ算ができる、割り算ができる = 頭がいい
ということではありません。
計算の答えが出せる = 勉強ができる
ではありません。
計算を正確にすることは大切ですが、
そのまえに、
自分で考える=思考する
ことが大事です。
計算能力に重点を置いた学習を続けていると、必ず「思考力の壁」にぶつかってしまいます。
その壁にぶつかるのは小学4年生ぐらいです。
そこから、思考力をつけようとしても遅いです。
なかなか身につきません。
思考力が飛躍的に身につく時期があります
それは、
幼児期や小学校低学年の頃です。
この頃に、脳が大人の80%にまで達するとされています
この時期に、しっかり考える習慣をつけてあげると、
「思考力の壁」も難なく越えていけることでしょう。
まるとも教室では、
子供たちが、わかる・できる・楽しいを遊びの中から学ぶ、体験型学習を通じて
無理なく楽しくさんすうを学び、「できる!」喜びを実感しながら、
「自ら考え力」「粘り強く考える能力」を大切にした指導を行っていきます。
幼児さんすう かず・かたちコース
ゲームやワークや工作を通じて、数に親しみ、さんすう=楽しいものになる基礎づくりをしていきます。小学校に入学してから算数で困らない、しっかりとした基礎力をつけていきます。「考える力」をのばすとともに、問題を正しく理解する力や答えを導き出す力を育てていきます。
小学生さんすうコース
よくある「計算」だけを反復したり、詰め込み式に教えるのではなく、「図形問題」「文章題」にも強くなるようにバランス良く進めながら、「自ら考える力」をつけていきます。それぞれが自分のレベルに合わせて勉強を進めていく「個別学習」形式です。
無料体験実施中
「想像と違っていたらどうしよう」「付いていけるかどうかわからない」そんな時は一度体験してみよう!
まるとも教室では、無料体験(2回)を実施しています。
興味はあるけどまだ入会に不安があるという方のために、まずは気軽に体験してみて良ければ入会していただくというシステムです。
先ほどの答え
サオラーは、ベトナムの「ベトナムレイヨウ」で絶滅危惧種です。
三女は「絶滅危惧種」とは?を調べ始めました。
では、「ダムレイ」はなんでしょうか?皆さん調べてみてくださいね。