「思考力検定」の対策講座(小学生対象)を行いました。
教材は、検定協会公式テキストの「算数アドベンチャー」
この前、対策講座を受けた小学5年生のRちゃんとKちゃんは、「思考力検定」は初めて。
受検級を決める
受検級を決めるために、既学年相当級と1つ下の級の問題を見てもらいました。
そうすると、今回受検する全員が、自分の学年より1学年下の級を受けることになりました。
今回受験する子供たちは、学校では算数・数学が超苦手というわけではありません。
ただ10秒でできる計算問題を解くだけや、きまりや公式を当てはめてだけの問題ばかりを練習していると、今まで学んできたことを駆使して、じっくり考えることに慣れていたないため、自分の学年相当の級の問題が難しいと感じたようです。
この思考力を測る問題は、
- 図や絵を描く
- 順を追って条件を整理する
- 頭の中で、モノを回転させるなど
と、頭をフル回転させて、考える問題になっています。
教えません‼
小学5年生の二人は、最初はすぐ
わかんなーい どうやってやるの?
と聞いてきましたが、そう簡単には、やり方も答えも 教えません!!
二人とも考えてる気になってますが、全然頭も手も使ってません。
図や絵をかいてみた?
ヒントもやり方も教えてくれないから、仕方なく図を描く二人。
分かった!!
自分で、図や絵をかいたり、条件を整理したり、試行錯誤して自分で答えを見つけた時の子どもの顔は、とてもいい表情をしています。
(この顔が見たくてさんすう教室を始めたのかもと思ってしまうくらい、うれしくなる表情です。)
自分の力で正解にたどりついた時の達成感
子どもたちも達成感を感じて、問題を解く楽しさを少し知ることができなのか、それ以降は、簡単に「わからない」や「教えて」と言わなくなりました。
考え込んでいるとき、こちらが意地悪して、
ヒント言ってもいい?
と聞くと、
だめーーーー!いらない!考えてるから
と断られました。 解けない問題を考え続ける→解けた瞬間が楽しい→次の問題を解きたくなる だから、
解けなくて苦しんでいる子どもたちに、ヒントや解き方を与えることは成長を妨げているのです。
子どもたちから、楽しみを奪っているのです。
(私が好きな「名探偵コナン」を読んでいるとき、横から「犯人こいつ」と言われたら、怒るのと一緒ですね。)
思考力とは
速く計算したり、公式に数字を当てはめることだけでなく、物事を論理的に考え解決することや新しいものを発見したり創造することが大切になっている今、さまざまな角度から、子どもたちの考える力を探り、思考力を育むために役立つのが、算数・数学思考力検定です。
社会に出ると、日常のあらゆる場面で問題解決を求められます。 解決しなければならない問題に直面したときには、まず、さまざまな条件を検討し、いくつものやり方を考えて、その中から最も良いと思うことを選ぶことになります。
この時、大事なのは、
であり、
思考力とは、問題解決のプロセスを構築する力
といわれています。
これから未来に歩み進める子どもたちにこそ、この思考力が大切なのです。
思考力を伸ばしていける体験をさせてあげてください。
まるとも教室は、幼児から思考力を伸ばすお手伝いをしている教室です。
幼児さんすう かず・かたちコース
ゲームやワークや工作を通じて、数に親しみ、さんすう=楽しいものになる基礎づくりをしていきます。小学校に入学してから算数で困らない、しっかりとした基礎力をつけていきます。「考える力」をのばすとともに、問題を正しく理解する力や答えを導き出す力を育てていきます。
小学生さんすうコース
よくある「計算」だけを反復したり、詰め込み式に教えるのではなく、「図形問題」「文章題」にも強くなるようにバランス良く進めながら、「自ら考える力」をつけていきます。それぞれが自分のレベルに合わせて勉強を進めていく「個別学習」形式です。
無料体験実施中
「想像と違っていたらどうしよう」「付いていけるかどうかわからない」そんな時は一度体験してみよう!
まるとも教室では、無料体験(2回)を実施しています。
興味はあるけどまだ入会に不安があるという方のために、まずは気軽に体験してみて良ければ入会していただくというシステムです。